春の野草を採って天ぷらで食べよう!セリ・つくし・菜の花 松戸・流山

野草狩り

春の野草 セリ、つくし、アブラナを松戸、流山で採って天ぷらにしました。身近な場所で簡単に採れます。今回の場所は東京郊外の松戸と流山です。地元葛飾金町から車で20程度で行けます。

1年ほど前から近所で山菜や食べられる野草が採れる場所をサーチしていました。特にセリやクレソンは自宅金町から20㎞四方を暇があれば探していました。それがなかなかないもので、見つけても危険な場所だったり、採ってはいけない場所だったり、汚くて採る気が失せる場所だったりしました。

鎌ケ谷や野田の当たりでならクレソンやセリがある場所は何か所か知っています。しかし、もう少し近いところでお手軽に採取できないものかと、かねてから考えていました。

今回の場所はまだ行ったことがない未開地でしたが、電車の車窓からよく眺めていた場所です。千代田線の新松戸と北小金の間を走っていると急に緑の景色が広がる場所があります。川や田んぼがあって窪地になっている、セリやクレソンが育つには絶好のコンディションの場所です。

国道6号線を北上して北小金の交差点を過ぎてから千代田線の陸橋の100mほど手前の側道を左に下っていくと、 住宅街の中を護岸が整備された小さな川が流れています。これは坂川です。坂川は松戸市街をぐるっと回りながら流れて江戸川に至る小川です。しばらく進むと千代田線をくくるガードが現れます。そのガードをくぐると急に視界が広がります。田んぼや畑や丘が広がり、坂川の護岸もコンクリートから土と芝生に変わります。

坂川の堤防上から野草探しを始めました。南から北に左側の護岸を進みます。途中時々狭い河川敷に降りて川の近くを探りますが、何もありません。

5分ほど探していると水の枯れた水路がありました。中を覗くと、ありました。セリです。恐らく日当たりがよすぎるのでしょう。葉が少し焼けているものが多いようです。中を覗き込むとありました。きれいな緑色の葉っぱです。たくさんありますが、自分1人が楽しむ分だけいただきます。

その後河川敷では何も発見できませんでした。橋を渡って対岸の低い丘付近まで歩いてきました。キャンプ場の入り口付近にちょろちょろと湧き水が流れている場所があります。すぐにクレソンが目に入りました。ただ、丈は小さく葉は少し硬い感じがします。もう少し先に進むとセリもありました。こちらもまだ小さく採るには早いようです。どちらももう少し先に楽しみは取っておきます。セリはもういいので、今度は葉の花を採りに行きます。

車で10分ほど移動して江戸川の河川敷に向かいます。流山駅の近くの場所です。駅と江戸川の間には小さな川が流れていて、とてもきれいな景色が見られます。とても東京に隣接する街の景色だとは思えない景色です。この時はカワセミが飛んでいきました。

流山にはまた、江戸回廊という明治期以前に建てられた建築物が数多く残っています。このことはこのブログの別ページをご覧ください。

⇒ リンク 菜の花を採って和風パスタを作ろう!流山散策

小川の近くには食べられる野草はありませんでした。河川敷に移動します。

河川敷にはこの時期簡単に菜の花(アブラナ)がたくさん咲いています。まだ花が咲いていない若芽の部分を狙って採取していきます。

簡単に採れました。菜の花はもう十分なので、次につくしを採りに行きます。松戸の江戸川堤防付近に移動します。そこには毎年3月に入るとつくしがたくさん生える場所があります。前から知ってるお気に入りの場所です。

探し始めるとまだ早いのか見つかりません。2,3分探してるとありました。でも、まだ小さいですね。

さらに奥を探していると、、、ありました。いいサイズです。ただまだ若いようで、袴が多いです。処理が大変そうです。

簡単に十分な量が採れました。時間も遅いようなので帰りましょう。

つくし 葉の花 セリ

天ぷらレシピ

つくしはまず袴を取りましょう。袴の部分は固く食感を損ねるので丁寧に取り除きます。全部取ったら水にさらしてアクを取ります。天ぷらは食感が大切なのでお湯ではなく水でやってください。お湯でアクを取ると、柔らかすぎてぬるっとした食感になってしまいます。

菜の花とセリは軽く水で洗ってよく水を切っておきます。

野草の天ぷらは揚げる前に粉をさっと振っておいてから、軽く天ぷら粉に軽くくぐらせるのがコツです。そうすることでサクッと揚がります。天ぷら粉が多すぎると香りも弱くなり、サクサク感がなくなります。

実は私は揚げ物料理は不得意です。でも、多少べっちゃっとした感じに見えても、天ぷら粉を少なめに使うことで、パリッとした食感になります。特にセリは絶品に仕上がります。

こちらはエビと玉ねぎを加えてバリエーションを出してみました。ビールに最高に合いますよ。

皆さんも春の野草狩りに出かけませんか。

参考映像 youtube

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