22、おいしい外道 1 ナマコ

アイナメ釣りやキス釣りで底引きしていると時々ナマコがハリに付いて上がってくる。以前は釣れても捨てていたが、岩手出身の知り合いの一人が「あんなにうまいもん、棄てるんだっったら俺にくれ。」と言っていたので食べ方を聞いた。最近は持って帰って食べるようにしている。ちょっと普通では食べない素材なので敬遠する人も多いと思うが、これが実においしい食材なのだ。料理方法も簡単だ。

ナマコ

釣り用語で目的以外の魚を外道というが、時に外道は本命以上のものになる。

料理方法

1、生きているナマコの表面をタワシで洗う。

2、塩でもんでぬめりを落とす。

3、前後の口と肛門あたりを2cmほど落とす。

4、縦に2つの切り、中の内臓を取り出す。好みによって内臓は「コノワタ」として取っておく。

5、ほんの軽く湯掻く。10秒~20秒(やらなくてもいい。好みで。)

6、横方向に輪切りにする。

7、砂糖を適量加えた酢に1,2時間漬ける。

8、食べるときは大根おろし、レモン、ショウガに醤油をつけていただく。

これが絶品なのだ。

ナマコ酢

内臓のコノワタは塩漬けにして三杯酢で食べるとよい。

ナマコは冬の方がしまっていておいしいようだ。夏はあまり食べない。ナマコにはアオ、アカ、クロと3種類ある。赤は高級で1kgあたり4000円もする。私が食べた感じでは味はあまり変わらないと思う。料理の仕方で変わるのかもしれない。

ポイント

どこでも釣れる。(引っ掛かると言ったほうが正しい?)

釣り方はキス釣り参照

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